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テクニカルディレクター
Javier Lozano Cid
ハビエル ロサーノ シド
私的感情を抜きにして、昨今の大会の結果からみてもスペインのフットボールは旬を迎えています。それは単に、オーストリア・スイスの共同開催で行われたユーロ選手権に優勝したからというだけでなく、それらの勝利が独自のスタイルで成し遂げられたからです。私の見方では、スペインはサブカテゴリ―において達成してきた実績(U-17,U-19,U-21、そして輝くべきフットサル代表の世界選手権2回、ユーロカップ3回優勝)を信じ、長い間一生懸命に努力を続けてきたと思います。その秘密はなんでしょう? 私にとってのその答えは、基本的に取り組みの方法論にあると思っています。スペインではとりわけ、プレーヤーのテクニックの育成に力点を置くとともに、それにあわせて“判断する”という要素を、判断にいたるまでのプロセスという部分を含めて重視した育成に取り組んでいます。それは、最終的には個々のプレーヤーがピッチの中で自立し、戦術的に良い判断・実行力(正確なテクニック)を発揮できるようにするというものです。私たちとしては「人間ロボット」、つまりピッチの中でどんなときにも、何をしなければならないかの指示がなければ動けないようなプレーヤーは要らないのです。
一方で、スペインのクラブチームもその取り組みの方法論により誇るべき成果をあげています。皆さんご存知のF.Cバルセロナが近年展開するファンタスティックなゲームはそれを象徴しています。また、昨年のレアルマドリッドが見せた活躍は、ヴァルデベバス(レアルマドリッドの本拠施設のある地名)に集まった質の高い選手たち個々のタレントを、またさらに育成・発展させるという方法論の先駆的モデルを創造しました。
忘れてはならないのは、フットサルの世界でもスペインのクラブは国際的レベルに君臨しているということです。
これらの視点から、J-フロンテッジもやはり誇るべき取り組みを続けているといえます。なぜならこの4年の間、スペインで行われているやり方をベースに、新しく独自の育成コンセプトを創出し、パイオニアとしての信念を持って進んできているからです。それは、プレーヤーとしてのテクニックと戦術的知性の育成にとどまらず、一人の人間として、物事へのコンスタントな取り組み、尊重、敬意、信頼と団結心といった価値に重きを置いた育成モデルです。
J-フロンテッジが、この重要なプロジェクトに賭けるという判断をしていることの意義は非常に大きく素晴らしいことだと自負しています。
その精神は、掲げているモットーが全てを物語っているといえましょう。
“We prepare for Futsal, Futbol and Life”(私たちの提供するフットサルをベースにしたトレーニングはサッカー、そしてやがては人生を生きていくためのスキルを育てるのです)
ハビエル・ロサーノ
Javier Lozano Cid
ハビエル ロサーノ シド
| 獲得タイトル | 05年 UEFA FUTSAL CUP 優勝 |
| 04年 FIFA FUTSAL 世界選手権台北大会優勝 | |
| 01年 FIFA FUTSAL CUP 優勝 | |
| 00年 FIFA FUTSAL 世界選手権グアテマラ大会優勝 | |
| 96年 欧州選手権優勝 | |
| 02年 日韓W杯サッカー スペイン代表コーチ | |
| 役職 | FIFA FUTSAL インストラクター |
| UEFA FUTSAL COMMITTEE委員 | |
| 96〜06年スペインフットサル代表監督 | |
| J‐フロンテッジ テクニカルディレクター |
私的感情を抜きにして、昨今の大会の結果からみてもスペインのフットボールは旬を迎えています。それは単に、オーストリア・スイスの共同開催で行われたユーロ選手権に優勝したからというだけでなく、それらの勝利が独自のスタイルで成し遂げられたからです。私の見方では、スペインはサブカテゴリ―において達成してきた実績(U-17,U-19,U-21、そして輝くべきフットサル代表の世界選手権2回、ユーロカップ3回優勝)を信じ、長い間一生懸命に努力を続けてきたと思います。その秘密はなんでしょう? 私にとってのその答えは、基本的に取り組みの方法論にあると思っています。スペインではとりわけ、プレーヤーのテクニックの育成に力点を置くとともに、それにあわせて“判断する”という要素を、判断にいたるまでのプロセスという部分を含めて重視した育成に取り組んでいます。それは、最終的には個々のプレーヤーがピッチの中で自立し、戦術的に良い判断・実行力(正確なテクニック)を発揮できるようにするというものです。私たちとしては「人間ロボット」、つまりピッチの中でどんなときにも、何をしなければならないかの指示がなければ動けないようなプレーヤーは要らないのです。
一方で、スペインのクラブチームもその取り組みの方法論により誇るべき成果をあげています。皆さんご存知のF.Cバルセロナが近年展開するファンタスティックなゲームはそれを象徴しています。また、昨年のレアルマドリッドが見せた活躍は、ヴァルデベバス(レアルマドリッドの本拠施設のある地名)に集まった質の高い選手たち個々のタレントを、またさらに育成・発展させるという方法論の先駆的モデルを創造しました。
忘れてはならないのは、フットサルの世界でもスペインのクラブは国際的レベルに君臨しているということです。
これらの視点から、J-フロンテッジもやはり誇るべき取り組みを続けているといえます。なぜならこの4年の間、スペインで行われているやり方をベースに、新しく独自の育成コンセプトを創出し、パイオニアとしての信念を持って進んできているからです。それは、プレーヤーとしてのテクニックと戦術的知性の育成にとどまらず、一人の人間として、物事へのコンスタントな取り組み、尊重、敬意、信頼と団結心といった価値に重きを置いた育成モデルです。
J-フロンテッジが、この重要なプロジェクトに賭けるという判断をしていることの意義は非常に大きく素晴らしいことだと自負しています。
その精神は、掲げているモットーが全てを物語っているといえましょう。
“We prepare for Futsal, Futbol and Life”(私たちの提供するフットサルをベースにしたトレーニングはサッカー、そしてやがては人生を生きていくためのスキルを育てるのです)
ハビエル・ロサーノ







